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エンドレス

第18章 嫉妬と興奮

服を着て、ふたりでベッドを整える。

愛し合ったふたりの愛液で濡れているシーツを取り替え、ふたりの情事の痕跡を片付けていく。

「くみネェごめんね・・私がエッチな事したから・・」

「何言ってるの。私こそ気持ちよくなっちゃって・・大丈夫よ。」

一旦、薫は夜まで外出する事にした。
時間は、11:55になるところだった。

「かおちゃん、あとはひとりで出来るからもう行って。夫が出たら連絡するね。ごめんね・・・」

「うん。わかった・・・じゃあ行くね・・・」

薫が玄関に向かおうとした時だった。

ピンポーン♪

チャイム音・・・
久美の夫が帰宅してしまった。

後から冷静に考えれば、遊びに来た友人だと夫に紹介すればよかったのに、慌てていたため薫に隠れてもらう選択をしてしまった。

急遽、薫は寝室のクローゼットに身を潜める事になった。

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