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エンドレス

第22章 淫夢

「こんなに汗かいて・・恐い夢見たの?」

久美が心配そうに薫の顔を覗きこむ。

「ううん・・大丈夫・・素敵な夢だったの・・」

「本当?・・待ってて、タオル持ってくるから。」

ベッドから出ようとした久美の手を掴み、ぐっと引き寄せた。

「キャッ!かおちゃん?」

「くみネェ・・抱いて・・」

「?・・かおちゃ・・んんっ・・」

久美の唇に無理矢理キスをした。
舌をねじり混ませて、久美の舌に絡ませた。

「くみネェ・・夢の続きをして・・」

「もう・・どんな夢見てたの?」

「フフっ、内緒!・・ねぇ、抱いて・・」

久美が薫の身体の上に乗り、優しくキスをしてくれた。
薫の汗でびっしょりの身体を余す事なく愛撫してくれた。

やっと朝日が登り始めた、金曜日の朝だった。

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