無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

口から指を離すと薫が久美の唇に吸い付いた。

絶頂の余韻で力が入らないのか、薫が伸ばして侵入してきた舌の動きがぎこちない。

ゆっくりと唇を離す。

「くみネェ・・気持ちよかった・・なんか力が入らないよ・・」

「いいよそのままで・・綺麗だったよ・・」

薫の髪を撫でながら唇を重ねた。

よほど気持ち良かったのだろう。
両脚を突っ張り、お尻を高く突き出して逝く様は圧巻だった。
身体中に力を入れて、しばらく硬直していた。
絶頂の快感全てを四肢の隅々まで行き渡らせる硬直だった。

薫はまだ頬を紅く染めて、うっとりとした表情をしていた。
何度も絶頂後の薫を見てきたが、初めて見る薫だった。

久美は嬉しかった。
自分の愛撫で、動けなくなる程の快感を感じてくれたこと、絶頂の余韻の中の愛する人が目の前にいることが。

再度、優しく唇を重ねた。

薫の身体を仰向けにさせて、柔らかな乳房に手を這わせて揉んでいく。
キスするスピードに合わせて、乳房をゆっくりと揉んでいく。

チュッ・・・・チュッ・・

改めて薫の乳房の柔らかさと大きさを認識する。

(ああ、この乳房は私だけのもの・・・)

乳房を揉みながら、そんなことを考えていた。