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エンドレス

第35章 久美と薫、それぞれの夜

口内の精液を飲み込むと、直哉のぺニスに再び手を添え、竿の裏側を根元から先端方向に向けて2~3度搾り出すようにしごく。

竿内に残っていた精液が先端から溢れてくる。

ぺニスの先端に唇を添えて、出てきた精液も口内にすすって直哉のぺニスを綺麗に舐めて、お掃除フェラをしてあげる。

ここで再び勃起してくるようであれば、もう1度抜いておく必要がある。
何度も身体を求められては困る。

「・・・」

直哉のぺニスを口から離して様子を見る。
しぼんでいく。
さっきまでの姿はそこには無く、可愛らしく小さくなっていく。

(淡白で助かるわ♪)

「満足した?」

わかっているのに直哉に確認する。

「うん・・気持ち良かったよ・・」

「そう・・よかったわ・・」

なんとか今夜のセックスは回避できたようだ。

安心する反面、あれで終わり?という残念な気持ちが交錯していた。

(セックスしたとしても、潮吹きどころか、私を満足させる事なんて・・・)

何だか欲求不満のミセスのようで、それ以上考えるのはやめた。

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