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エンドレス

第38章 解禁前夜の直哉の告白

洗い物を済ませ、直哉の着替えを準備した。
夫への後ろめたさのせめてもの償いの気持ちだった。

「着替え置いておくね」

バスルームの扉越しに直哉に伝える。

「ありがとう。もう上がるから、入れ替わりで入りなよ」

「うん・・」

扉が開き直哉が出てきた。

「えっ?・・やだ!」

上がってきた直哉の股間が勃っていた。

「何だか興奮しちゃってさ・・」

今日もセックス出来ないと判っているのに、口でして貰える事に喜んで興奮したようだ。

けして大きくはないが、目の前に立派に勃起した生の男性器を見せられ、禁欲していた久美の理性が跳びそうになる。

「・・ごめんね・・ここでしてあげる?」

「いいの?」

「うん・・」

直哉の前にしゃがみこみ、そっと竿を手に包み込んであげた。

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