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エンドレス

第11章 二人での生活

薫と二人でのショッピングなのに、買う物は意外と少なく、あっという間に揃ってしまった。

約10日のお泊まりだから、当たり前だった。
洗面用具に、下着数枚。

何軒か洋服やアクセサリー店をブラブラ。
薫は私の手を引いたり、腕を組んできたり、甘えているようだった。すっかりデート気分だった。

パスタ屋さんで、夕飯を済ませて帰宅した。


ベッドを直したり、洗い物を片付けたりと、久美が家の事を終わらせてリビングに戻ると、薫は携帯を操作していた。

「よし!終了!」

「なに?」

「なんでもないよー、ふふ」

「?・・・今日もお風呂一緒に入る?」

「入る入る!」

「エッチな事は、上がってからだよ」

「ええーっ!・・くみネェが我慢できれば、でしょ?」

「ダーメ!のぼせちゃうから」

「・・・はぁーい・・・ホントに?」

「ホントにっ!」

口を尖らせて、薫は服を脱ぎ始めた。

「ホントに?」

「ホント!もう置いてく!」

久美はバスルームへと向かった。

「あーん待ってぇ~!」

歩きながらブラを外し、薫は久美を追いかけた。

久美がお風呂場に入るところで、薫も追いつきパンティを脱いだ。

「ねぇ、ホントに?」

「もう、バカ!」

久美はシャワーをひねり、薫を抱きしめてあげた。

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