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エンドレス

第12章 いたずらっ子

「先週携帯から頼んだの~♪」

ああ、そういえば携帯で何かしてた・・・久美は思い出していた。

「フフっ・・くみネェ?何だと思う?」

薫がいたずらっ子の顔になっている。
薫がこの顔をする時は、久美を優しくいじめる時だが・・

箱の中にはさらに、大きめの箱1つ、ひとまわり小さな形の違う箱が2つ、の計3個の箱が入っていた。

薫は真っ先に一番大きな、と言っても30センチ程の長方形の箱を開けた。

「えっ?!」

久美は、思わず驚いた。


箱の中身は・・・バイブ・・・
それも両側に男性器が付いている「双頭」タイプのものだった。

「使ってみたかったんだぁ~♪くみネェと・・」

薫は手に取って、またいたずらっ子の顔で久美を見ていた。

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