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高校1年生

第9章 9





私は何も言えなかった。結花は最後まで私をお母さんと言ってくれた。


私は泣き崩れた。とにかく泣いた。



そこにお父さんが帰ってきた。


「おい!!結花、待て!!」


お父さんは結花を引き止めようとしていたが、無駄だった。



結花は家から出ていった。

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