テキストサイズ

高校1年生

第9章 9




「うぅ…結花…」

「おい!!どうしたんだよ!!なんで結花が」


私はお父さんに結花の話をした。







「私、私…」

「わかったから。大丈夫だ。落ち着け」

「うぅ…ふっ…」

「結花には少しずつお金を入れていこう。それが俺たちの出来ることだ。」

「うん…」







結花、もう会えないかもしれないけど、また会えたらまた一緒に住みたいね。そしてまた“お母さん”と笑顔で呼んで…




それがお母さんの一番の願いだよ。結花、元気でね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ