
愛の嵐
第42章 偶因×晴陰=衷懐
何も無かったように絆創膏を貼られ俺は少し拍子抜けしてしまった
何を俺は期待してんだ!
相「大丈夫?痛くない?」
和「あぁ、ありがとう。大丈夫だ」
相「そっか、良かった♪」
妙に意識してしまい何度か指を掠める包丁
こんなに料理し辛いのは初めてだ
相「飲み物用意しとく」
和「うん、頼む」
視線が外れた事に安心して料理も捗った
なんで緊張してんだか、変だな俺
本当は・・好きなのか?
相「出来た?」
和「ん、皿出して」
相「はいよ~」
出来るだけ意識しないようにしながら食事を済ませた
俺の鼓動は治まる事を知らないみたいだ
風呂上がりの雅紀にキュンとしてみたり
うなじを伝う雫にドキドキしていた
この王子様は俺の心臓を壊してしまいそうだ
相「和も入ってきなよ」
和「うん、分かった」
離れる時間が与えられてホッと息を吐いた
風呂に入って緊張していた体が解れたのか上がるとウトウトしてしまった
俺が覚えているのはここまで
次に目が覚めた時
相「好きだ、和也」
甘い告白を紡ぎなが熱く雄の瞳をした雅紀の視線とぶつかった
それは恐怖だったのか
興奮だったのか
破裂しそうな程に心拍数が跳ね上がった
何を俺は期待してんだ!
相「大丈夫?痛くない?」
和「あぁ、ありがとう。大丈夫だ」
相「そっか、良かった♪」
妙に意識してしまい何度か指を掠める包丁
こんなに料理し辛いのは初めてだ
相「飲み物用意しとく」
和「うん、頼む」
視線が外れた事に安心して料理も捗った
なんで緊張してんだか、変だな俺
本当は・・好きなのか?
相「出来た?」
和「ん、皿出して」
相「はいよ~」
出来るだけ意識しないようにしながら食事を済ませた
俺の鼓動は治まる事を知らないみたいだ
風呂上がりの雅紀にキュンとしてみたり
うなじを伝う雫にドキドキしていた
この王子様は俺の心臓を壊してしまいそうだ
相「和も入ってきなよ」
和「うん、分かった」
離れる時間が与えられてホッと息を吐いた
風呂に入って緊張していた体が解れたのか上がるとウトウトしてしまった
俺が覚えているのはここまで
次に目が覚めた時
相「好きだ、和也」
甘い告白を紡ぎなが熱く雄の瞳をした雅紀の視線とぶつかった
それは恐怖だったのか
興奮だったのか
破裂しそうな程に心拍数が跳ね上がった
