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愛の嵐

第44章 翠黛×叙情=戯言

《相葉時間》

櫻「相葉くんはさ、嫌じゃないの?」
相「ん~?何が?」

撮影の合間に翔ちゃんが聞いてくる
対談の為に俺達だけ先に入っていた
後の3人はもうすぐ来るはずなんだけどなぁ

櫻「ニノの態度だよ」
相「全然♪可愛いじゃん」
櫻「え~?!デレのないツンツンだよ?」
相「デレてるよ?」
櫻「どこが?!」
相「どこがって・・全体的に♪」

はぁ~?って言われたけどさ
見てたら分かるよ
照れ隠しなんだもん
可愛くない訳ないじゃん

相「俺だけ分かれば他は分からなくてもい~の!」
櫻「さいですか、ご馳走さん」
相「お粗末様で~す♪」

話しながらも撮影は続いていた
嫌になんかならないよ
どんなニノだって好きだから

櫻「デレたニノは可愛いとは思うんだけどさ」
相「うん、可愛い♪」
櫻「ツンの時の突き放し方がなぁ」
相「そうかなぁ?ニノは嫌な事はハッキリ言うから、それ以外は照れなんだよ」

まだその話し続けるんだね
そんなに気になるのかな?

相「翔ちゃん心配してくれてるの?」
櫻「そりゃそうだよ!もし俺が言われたら凹むって。見てるこっちがヒヤヒヤするよ」
相「大丈夫だよ~♪嫌いって、別れるって言われない限りは大丈夫!!」
櫻「凄い自信だね」

ニッと笑って応えた
違うよ
自分の気持ちに自信があるだけ
どんなニノでも好きでいれる自信だけはあるんだ

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