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愛の嵐

第38章 疑弐×倒影=信証

それからはもうぐちゃぐちゃだった

櫻「あっ、さっとしぃ、はっあん、はっ、あぅん」
大「しょうっ、しょうっ、すきっだぁ」

気持ちが通じ合えば求め合うのは至極当然で
心と身体の熱をぶつけ合った
繋いだ指が白くなる程に強い繋がりを欲した

櫻「やっぁ、もっ、でちゃっあぁ、さとしぃ」
大「んっ、俺もっ、しょう、イッて」
櫻「はっああぁっ、あっ、はっ、あぁ」
大「っくぅ、むりっ、イくっ」

翔の後を追うように熱を吐き出した
疲れ切った翔は目を閉じて微睡んでいる
チュッとキスを落として翔に囁く

大「大好きだよ。もう絶対離さないからね♪」

うっすらと目を開けてニヤリと笑った
出会って初めてゾクリとした怪しい笑み

櫻「ここまでヤッといて手離したら許さない!」

素直になった翔はもしかしたら怖いのかも
でもまぁ、それも悪くない

大「逃がさないし、手離さない!」
櫻「約束だからな!」

フワッと柔らかく微笑んで再び目を閉じて
すぅっとそのまま眠りに落ちていった
翔には適わないな
そう思わされても悪い気持ちにはならなかった

大「惚れた弱みってヤツかな」



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