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幼なじみ

第1章 私達の関係

夏休みも中盤の頃私は隼人の家で遊んでいた


「なぁ…愛美そろそろ…ダメ?」


『え…』


そう言った隼人の顔が近づいて来た


『い、いやっ!』


私は隼人のことを押し退けてしまった


『ご、ごめん…わ、私今日は帰るね』


私は急いで隼人の家を出た


そして…私は…寺島に電話をかけたんだ…


ープルルル…プルルル…


“もしもし”


『もしもし寺島?いきなりごめんね』


“いや…いいけどなんかあった?”


『ねぇ…今から会えない?』


“今…?”


『そう…今』


“別にいいけど…”


『じゃあ寺島の家行くね』


そう言って電話を切り私は寺島の家へと向かった

ある決断を胸に秘めて…

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