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月の綺麗な夜に

第9章 意味

一生懸命、空っぽの頭で考えてもやっぱり空っぽは空っぽ。



答えに導くわけないよね~。

分からないよね~。

一体‥何なんだよ‥・。

マジで。





――ふと窓の外を見ると、どれだけ考えてたんだ!?ってくらい外は漆黒の空から蒼い空に変わりつつあって。




月は金色から薄らと白に変化。




あの、優しく放つ光の変わりに清々しい空気を送るかのようにほんわかと空に写し出す白い月。





「もう‥朝なんだぁ‥・」





白い月に向かってボソッと呟く。






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