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月の綺麗な夜に

第10章 三日月の夜

流星の言葉を、ドキドキバクバク心臓を騒がしくさせながら待つこと数分。




≪分かった。≫




届いた流星の言葉を見て「プッ」と笑いが出る。



こんな時。



昨日の今日、しかも朝なんだから



“もう分かったの?”


“早いね”



とかツッコみもあってもいいような感じなのに。


殺風景な一言に笑みが零れる。




きっと。




私の送った言葉で全て悟ってくれたんだろうな。




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