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月の綺麗な夜に

第10章 三日月の夜

テレビの前で小さくガッツポーズをすると



♪~♪~



LINEの通知音。


瞬間、ドキッ・・と心が跳ねる。




まさか‥流星??




高鳴る鼓動を抑えつつLINEを開くと






・・・チッ。






≪今日ランチ奢れよ≫






紛らわしいか!

柚のヤロウ!!





だけど、この間朝早く起こしてしまった件もある手前、“ふざけんな”と暴言も吐けず。




≪しゃーなしの仕方なしの、渋々了解≫




ふてぶてしく送信。




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