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月の綺麗な夜に

第11章 見つけてくれた君    *流星side*

そして、約束の日。



予想通り、彼女は公園に来てくれた。


俺は平常心装ったけど、心臓はバクバク状態。





‥だって。





来てくれたら

彼女と逢えたら気持ちを伝えるって決めてたから。



好きだ。


と言うべきか‥


好きじゃけん


とか言うべきか‥








「月が綺麗ですね」


「はぁ‥‥綺麗ですね?」




ストレートに言う勇気がない俺は比喩表現で伝えた。

けど‥伝わるわけもなく。終了。


‥チキン過ぎるだろ‥俺。









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