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月の綺麗な夜に

第11章 見つけてくれた君    *流星side*

それから。



事あるごとに伝えようと試みるけど、



「月が綺麗ですね」



この言葉に甘えてしまって断念‥。



だけど、段々この言葉を言った後の彼女の反応が面白くなってきて、意味を分からない彼女に連呼してみたりした時の反応とかすっげーウザそうで最高で何故か笑みが零れた。





だから、俺は決めたんだ。




彼女が聞き飽きて、もういい!!て言うまで伝えようって。







月が綺麗ですね








って。



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