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月の綺麗な夜に

第12章 月の綺麗な夜に

「そう言えばさぁ」


「何?」


「流星と初めてあった時も満月の夜だったよね」


「そうだねー」




初めて流星と逢った時の満月より、遥かに大きく見える満月を懐かしみながら眺める。



あの時も雲一つない空で、凄く満月が綺麗で黄金色に輝いてた綺麗な夜だったな。




でも、今はあの時以上だ。



あの時以上に綺麗な月を見てると、何だろう。




愛情上昇?

恋愛上昇?



良く分からないけど、心の底から沸き溢れてくる。



“好き”



の気持ち。



恥ずかしいから言わないけど。










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