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生きたいです

第2章  学校

 寛也だって人のこと言えないくせに。

 「それにアメリカじゃディープとか普通だろ?」

 何を言っているんだ?
 
 こいつは!

 「ここ日本でしょ! それに普通にディープなんてしないから」

 呆れる。

 「あ、目覚めた? ほら着替えて」

 人の話をまるで聞こうとしない。

 
 渡されたのは学校の制服。

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