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生きたいです

第2章  学校


 「ん……ふぁ……あ……」

 寝起きのせいで息が続かない。

 「起きた?」

 そっと唇を離す。

 「起きた? じゃない。
  朝から……ハレンチよ!」

 私は顔を赤くして寛也を睨む。

 「まあまあ、これよりもっとハレンチなことしてる人にいわれたくないなあー」

 からかうように言ってくる。

 「うぅ……」

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