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生きたいです

第2章  学校


 私は窓の外を眺めていた。

 「今日は曇りか」

 私は晴れの日が嫌い。

 光が私にとっては眩しすぎるくらいに輝いているから。

 雨の日は大好き。

 泣いていてもきずかれない。

 この日だけはあの頃の私を思い出せるから。

 図書室はとても静か。

 もう一時限目は始まっているから。

 

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