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生きたいです

第3章  球技大会


 次の日─。

 私は珍しく誰にも起こされずに起き早々と制服に着替えてリビングに向かった。

 

 「……ふぁ~あれー? 珍しいね!
  優香が自分から起きてくるなんて」

 まだ眠たそうに目をこすらせながら寛也が言った。

 「まぁね!」

 私は早く学校に行きたくてたまらない。

 バスケが早くしたい。

 明日に備えて今日は1日体育館で練習しよ。

 
 3年ぶりだな。

 こんなにバスケしたいと思ったのは。

 

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