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生きたいです

第3章  球技大会


 「ハアハア。明後日だね。
  球技大会」

 地面に横たわり隣にいる辰樹に言う。

 「そうだな。練習は今日までで言いよ。後は個人練習つーことで」

 そう言われたとたん寂しく感じた。

 毎夜3時間。

 それが二週間も続いたのだから。

 そりゃー寂しくなるよね?

 「本番は容赦しねーからな?」

 「それこっちの台詞だから」

 お互い笑いあった。


 絶対負けないんだから!

 

 

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