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生きたいです

第3章  球技大会

 俺は正直戸惑っていた。

 告白してくれたことはうれしいし、可愛くて気を使える子だし、前の俺だったら確実につき合ってたよ。

 遊び半分で。


 でも、今は優香のことが本気で好きだから。

 誰にも渡したくない。

 それがたとえ龍太や辰樹、達哉であってもだ。

 優香のことだけは譲れないんだ。

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