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ずっと好き

第5章 別れと始まり


少し時間が空いて、チカちゃんが口を開いた



「よし!時間もないし、そろそろ行きましょうか!んじゃ、大成、お留守番よろしくね〜」



「ああ、分かった」



いつの間にか、大成が私の隣に立っていた



「いってらっしゃい…!」



泣きそうになってた声をこらえて、別れ…の言葉を送った



お父さんとお母さんは、さっきよりも大きく微笑んでくれた



外まで車を見送った



いっちゃった…



ガチャン



ドアを閉めて、ふぅ、と溜め息をついた

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