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ずっと好き

第5章 別れと始まり



「入れよ」



そう言って玄関に立って俯いている私に大成が声をかけてくれた



靴を脱いで、リビングに入り、テレビと机の前に置かれているベージュ色のソファーに座った



「ほら」



大成がホットミルクを持ってきてくれた



さっき、外に出た時まだ肌寒かったんだよな…



あったかい…



「あ、ありがと…」



「ん」



そう言うと、自分も持ってきて、私の隣に座った



「えっ」



思わず声が出た



大成近…動いたら当たりそう



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