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少年探偵事務所

第17章 無茶な依頼

「ねえ!菊川美奈さんいる?」

昼の12時頃、コンビニで買ってきた昼食用のおにぎりを食べようとしていた柊一はいきなりの侵入者に驚いて危うく椅子から転げ落ちるところだった。
灰音が驚きつつ、依頼者の婦人に声をかけた。
高慢な感じの婦人である。

「依頼ですか?」

「とにかく菊川美奈を呼んで。それから話すから。」

灰音は若干眉を顰めたが、婦人を応接室に通した。
灰音は資料室に美奈を呼びに行き、純は紅茶を入れて応接室に運んで行った。
取り残された柊一は仕方なしにパソコンで調べものをしていた。
やがて灰音が美奈を連れ、応接室に入ってきた。
灰音は外に出たが純は残っていた。

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