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少年探偵事務所

第21章 本当の終わり

「ねえ、それでどうなったの?」

従妹のアイちゃんが僕にこの探偵物語の続きを聞いてくる。

「そうだね、長木さんが言うとおり、探偵業はおしまいになったけど彼らは普通の生活の中でもたびたび事件に出会うからまだ活躍しているね。」

「これでおしまい?」

僕はアイちゃんに笑って言った。

「彼らは僕たちの胸の中でずっと少年探偵として生きていましたとさ。」

僕はそう締めくくった。

そう、これは僕、北条柊一が書いた探偵物語。
パラレルワールドの彼らは僕たちとずっと一緒だ。

「ありがとう。名探偵の諸君。」

fin.
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