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少年探偵事務所

第18章 事実は小説より奇なり

灰音は長木から便箋を受け取りすぐに開いた…が何も書いてない。

「どういうこと?」

灰音が首を傾げた。
純が灰音から紙を受け取りしばらく観察すると言った。

「柊一なにかライターかマッチ持ってる?」

「ライター?あるけど…」

柊一はハッとした。
そういうことか!
柊一は純にライターを渡した。
あぶり出しである。

「探偵事務所諸君、最終警告だ。」

とだけ書かれていた。
4人は顔を見合わせた。
長木はいつの間にかいなくなっていた。

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