テキストサイズ

少年探偵事務所

第14章 美術館で芸術な秋?

「大丈夫さ。その意味でその花が置かれたとしてもそれもヒントの一部だろう?ヒントの一部とせずにその花言葉の意味で置いたとしたらその『あなた』って誰だよって話だろう?」

柊一が冷静に言う。

「そ、そうよね。」

灰音が落ち着きを取り戻そうとしながら言う。

「それより、柊一、分かったか?あの記号。」

純が聞くと柊一が頷いた。

「ああ。思い出したよ。土星を表す記号だ。」

「土星を表す記号?」

「太陽とかにあるだろ?丸の中に黒点書いたやつとか。」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ