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少年探偵事務所

第15章 招かれざる客、到来。

柊一は机の引き出しからPHSを取り出した。

「これからは携帯を使わない方がいい…。これを代用しよう。」

柊一はPHSを3人に渡した。

「携帯程の機能は無いがないよりマシだろ。」

柊一の顔色はいつもと変わらない。純もだ。
しかし、女子組は違う。
美奈は青白い顔で言った。

「ね、ねえ、警察にいったほうが。」

純が厳しい顔で言った。

「いや、止めとこう。逆に危険だ。それより、避難しよう。」

「避難?」

灰音が首をかしげた。

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