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姉さんは僕のお人形

第2章 嫉妬



やっぱり…無視する訳にもいかないな…

「ねえ」
「え、何?冷くん」
「それ…手伝おうか?」

女子は、少し驚いた顔をする。
しかし、次の瞬間…

「本当!?ありがとう!冷くんって優しいね!」
満面の笑顔になる

「それで、どこに運ぶの?」
「資料室!じゃ、半分お願い!」

資料の半分を受け取る。なかなか重い
これを一人で持ってたのか…

「じゃ、行こうか!」
「ああ」

何かおかしい。鼓動が早い

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