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姉さんは僕のお人形

第5章 優斗の本性



ーー学校ーー

「はあ…」
朝の教室で一人ため息をつく
まだ、誰も来ていなかった
やっぱり姉さんが気になる
兄弟をここまで心配するのはおかしいのか?
俗に言う、シスコンか?

ガラッ

教室の扉が開いた
誰か来たな、と思い顔を上げる

そこにいたのは…

「よっ、冷。今日は早いな」

優斗だった

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