テキストサイズ

姉さんは僕のお人形

第7章 排除開始



「ねえ…冷くん…」

ベッドの上にいた結衣が話しかけてきた。

「何?」
「冷くんはやっぱり…優斗を殺すつもり?」

一瞬、言葉に詰まった
優斗は結衣にとって、大事な幼馴染
幼馴染の事が気になるのは当然だろう
でも、嘘をつく訳にもいかない

「ああ。優斗は許せないから」

素直にそう答えると、彼女が悲しそうな
瞳で僕を見る

やっぱり嫌、だよな…

仕方ない。最終手段に出よう…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ