テキストサイズ

刻々と…

第1章  6年目




「卓哉おはよう」


「おはよ」


助手席に乗り込む弥生に目もくれず

卓哉はナビのテレビを見ていた



「今日はどうしようか?」
弥生が聞く

「どうしたい?」



会話が途切れる


「卓哉何かしたい事無い?」


「無いよ」

「そっか…」



また会話が途切れる





車が走り出す





(またドライブ行ってホテルかな…)




弥生が小さいため息をつく


卓哉は前を見ている


ストーリーメニュー

TOPTOPへ