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刻々と…

第4章  距離




「いや~お待たせ!小さいのあって良かった~!」


「マスター…シャンプー…」

「うん…俺店やってるからさ…あんまり香りがするもの買わないんだけど

これだったら嗅ぎたい時に蓋開ければ気にしなくて嗅げる!

サイズでかいと使わないのにもったいないし」

「嗅ぐって…?」


「弥生ちゃんの香りだよ…これ…
嗅いでたいじゃん!」

早速包装を解くと
笑顔でくんくん嗅いでいる



「…私の匂いってわけじゃないですよ…」



なんか…嬉しい…



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