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刻々と…

第4章  距離





「……うぅ…

卓哉にとって…私は…居ても居なくても…うっ…いいような気がしてならないんです…!

メールの返事なんて来ない…ひっく…

休みだって…ファミレス行って…ホテル行って…

将来の話とか…私が普段何してるかとか…
全然興味無くて…


毎回…それじゃぁ…

付き合ってる意味……無い…気がしてきて…

こんな…こんな気持ちになるために…


私…六年も…過ごしてきたんじゃ…ないの…
うっ…うっ…」



「弥生ちゃん…」



抱き締める腕に力がこもる


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