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刻々と…

第2章  歯車



お目当ての居酒屋の前に着くと
懐かしの赤提灯が下がっていた

少し古ぼけた外装は
ワイワイ騒ぐうるさい若者は入らない


ゆっくりしていけるから弥生はお気に入りだった






ガラガラ~

「こんばんわ~お久しぶりです~」


扉の向こうにはマスターがいた

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