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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

鮫島先輩の髪が僕に触れ、温かい温もりに包まれる

「河辺‥」

ギシ…ッ

鮫島先輩が僕の上に跨がって降り注がれる甘いキス

「鮫島先輩…んっぅっ」

唇から首筋に移った時

ピンポーン♪

「誰か来たみたっいんっ?」

いいところでチャイムがなり邪魔されて出る俺ではない

「今は俺達の時間だろ♪」

チュッ‥

また首筋から始まったキス

「あんっヤっ鮫島先輩っんんっ」

鮫島先輩の首に腕を回そうとした時

ピンポーン♪

チュッ‥

「んんっんはぅっん」

ピンポーン♪

チュッ‥

「あぁんっ鮫島先輩っチャッチャイムがっんん」

ピンポーン♪ピンポーン♪

「うるせーなっ!出りゃいいんだろ!出りゃよっ河辺ちょっと待ってろ!」

なんなんだよ!

ムスっとした鮫島先輩がベッドから降りて玄関に向かった

「誰!」

ガバッと力任せに開けた扉

「あっ鮫島君寝てた?悪いな(笑)橘さんが忘れ物したって言ったから取りに来たんだ」

小野寺さん?

「いや寝てはいなかったけど‥」

「取ったらすぐ帰るから入っていいか?」

元は小野寺さんと橘さんの部屋

断る訳にはいかず‥

「どうぞ‥」

スッと開いた引き戸
鮫島先輩戻ってきた♪

「何だったの?鮫っておっ小野寺さん!?」

何で!?

鮫島君より先に部屋に入るとベッドの上浴衣の乱れた河辺君がいた

「やっ!小野寺さんっ!鮫島先輩も小野寺さん来るなら言ってよ!」

俺も部屋に入ると浴衣の前をぎゅっと握って赤らんだ河辺がいた

「あっ悪いっ(笑)」

「悪いじゃない!恥ずかしいからっもう!」

俺‥間の悪い時に来てしまったのか‥

「小野寺さん見ないで!!」

「あっああ‥悪い」

「おっ同じ事言わないでくれる!?」

河辺君かなりご機嫌斜めな様子

まぁ仕方ない

「同じ事って悪いしか言いようがないだろ?」

「鮫島先輩はそうゆうとこ直した方がいいと僕思うよ!」

「どうゆうとこだよ!ああ?」

けっ喧嘩が始まった‥俺のせい?

「いい処邪魔して悪かったな‥たっ楽しめよ‥それじゃ」

いい処って僕達は別に‥だからその‥

「鞄ごと持って行ってくれ」

鞄ごと?

鮫島君が手にした2人分の鞄

「せっかくのいいムードまたぶち壊されたらたまったもんじゃないからな」

鮫島先輩がせっかくのいいムードぶち壊されたらって言った

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