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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

喫茶店の事覚えてくれていた先輩

「インテリアの仕事してるなら丁度いいじゃないか?見せてくれ」

橘さんと住む部屋の参考になるな‥

小野寺さんが手を出してきたから渡した名刺

「カタログを‥江‥崎?」

「あれ?背高ノッポ知り合いか?♪海外の壁紙とか照明器具とか家具に他色々取り扱ってる会社に勤めてるらしいんだ♪」

「知り合いなら勤めてる会社の情報言わなくてもわかるだろ?」

「俺は知り合いか?って聞いたんだよ!まだ知り合いかどうかわかんねーだろ!?」

また始まった些細な喧嘩

「喧嘩すると寿命が縮まるぞ‥一緒にいたって言ってたな?どこの部屋だ?」

喧嘩すると寿命が縮まるのか!?

「どこの部屋かって聞いてるよ?先輩?」

日高と何回喧嘩してきた?
80まで生きるとして70ぐらいまで縮まったかな…いや‥些細な口喧嘩も入れたらもっとだ!50までか40か!?

「先輩っ!」

「え?あ?」

肩を揺らされて我に戻った

「先輩?もしかして数えてた?(笑)寿命縮まる訳ないだろ?」

「けど喧嘩はほどほどにしておけ。それより部屋教えてくれないか?」

小野寺さんのおかげで先輩と仲直りできた?俺は先輩と一緒に部屋に案内した

「鮫島君達の部屋とは端と端だな‥だからか‥」

「何がだからなんだ?」

なつめ君が不思議がっている

「橘さんの…」

「ナンパ野郎の?」

いや‥やっぱり言わない方が‥

「何でもな」

「そうか♪ナンパ野郎の知り合いか!!」

手の平を叩いた先輩

「だったら交渉すれば素敵なインテリア安く提供してくれるかもな♪な?日高!♪」

「え?あっああ‥」

ピンポーン♪

「ちょっ先輩っ!!」

チャイムがあったから押してみた(笑)

「さっき別れたばっかだからまだ起きてるだろ?♪」

「俺は‥」

小野寺さんが引き返そうとした

『はい?』

「あっ江っちゃん♪なつめだけど♪」

えっ江っちゃん?
なつめだけどって先輩?

「先輩俺には」

ガチャと開いた扉

「なつ君どうしたんだい?忘れ物?って‥あ‥」

背高ノッポを見た江っちゃん

「なんだ(笑)やっぱり知り合いじゃねーか♪入っていいよな?」

「え?あっああ‥どうぞ‥」

ちょっと先輩っ!!

「どうも‥」

橘の現在の彼氏が何故かなつ君と一緒にいて軽い会釈をして入ってきた

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