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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

「コンビニでバイトする事を考えてみろ?」

コンビニでバイト‥
時給750円で計算するとして夜の18時~23時までだとしたら‥

1日5時間‥3750円?

30万までざっと計算すると100日はかかる?!

ありえねー‼

「考えたか?どうする?」

「‥する」

「よし!決まりだな」

「でも本当にどんなかっこうになっても知らねーからな?」

「構わないよ(笑)なつめ君のセンスを信じているから」

余計なプレッシャーかけるな‼
こうして俺は背高ノッポの組で働く事になった

「来るときは高場に連絡しろ」

「高場?」

「沢木組の運転手だ。知っているだろ?」

運転手?

「あー海坊主か?」

海坊主で覚えているのか?

「連絡先は知っているか?」

「俺は知らないけど日高が知ってたはず?」

「なら一樹に後で教えてもらえ迎えに行かす」

「えー?そこまでしてもらわなくてもいいよ」

運転手付きのバイトなんて聞いた事がない

「何かあってからじゃ遅いからな」

「何かって何があるんだよ?」

何があると言われても…

「一応ヤクザだから狙われたりでもしたらなつめ君は一般人だからな(笑)」

そこ笑って言うとこ?!

「まぁとにかく連絡しろいいな?」

そう言って背高ノッポは部屋に入って行った


ヤクザだった‥ヤクザだったんだ‥
俺らに打ち解け過ぎているからヤクザだって事不意に忘れしまいがちになる

おっかねー‥

でも,もう決まってしまった事
今更ひっくり返す事は出来ない
後戻り出来ない‥

「はーぁ‥俺の命も後10日か…」

10日…

「ああーっ‼」

ムンクの叫び状態で叫んだ

「先輩何やってるの?(笑)」

あ?日高?

ほっぺたに手を当てたまま先輩が振り返った

「すごい顔(笑)」

「俺の顔はほっとけ‼それより日高ー?」

「何?先輩もコーヒー飲む?」

「飲む」

キッチンにコーヒーを作りに行った日高の後着いて行った

「植木の散髪も頼まれたんだけどよ…」

「植木さんの散髪?」

「何でだよ!植木の散髪!!」

「植木の?」

当たり前だろ‼?

「俺した事ないんだよなー?」

「でも頼まれたんでしょ?」

「…うん」

「するって言ったんでしょ?」

「うん」

「じゃしなきゃ(笑)」

…………。

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