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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第54章 次の日の朝

「お前らどこ行ってたんだよ?」

相川が俺の手荷物見て言ってきた

「ああ?これ?これは温泉旅行の罰ゲームの道具一式(笑)」

罰ゲーム?

「お前また変な事考えついたんじゃないだろうな?」

変な事?

「いーや?(笑)今回は笑いの渦だ♪」

「笑いの渦?何だそれ?」

「今言っちゃ面白くないだろ?楽しみにしとけ♪」

「あー?何でもいいけど俺バイト決まったみたい‥」

バイト?

「みたいって決まったんじゃないのか?何すんだ?」

「とりあえずコンビニのバイト?ってかまだなんだけど」

「まだかよ?(笑)だったら決まってから聞くわ(笑)汗かいたからシャワー浴びてくる♪」

「鮫島?!」

「何だよ?」

「いや‥別に」

「何だよ?(笑)行ってくるから中見るなよ?」

中?この袋のか?

「見ねーよ!だったら持って行けよ」

あははは♪と笑って鮫島はそのまま風呂場に向かった

鮫島はいいなー‥
のんきに笑って…

「なつめ君?」

背高ノッポが声かけてきた

「何?」

「物は相談なんだが‥」

今度は何‼?

「早く言えよ」

「庭の植木の散髪もお願い出来ないか?」

「散髪ーぅ?」

「植木屋に頼んでもいいのだがどうせお金を払うならなつめ君に払った方がなつめ君も助かるだろうと思ってな?どうだろうか?」

「いくら?」

「これでどうだ?」

パッと手を拡げて見せてきた

「500円?くその間にも合わねーな(笑)」

「いや違う‥」

「じゃ5円?」

「何でだ?その上だろ?」

えっ?って事は

「5000円?」

「その上だ」

!!?

「ごっ5万!!?」

背高ノッポはコクリと頷いた

「いやいや俺素人!どんなカットになるかも分かんねーのに5万も出しすぎだろ」

「そうか‥なつめ君も助かるだろうと思ったんだが」

そら助かるけど‥

「コンビニのバイトは時給制で働く時間が短いとおそらく休憩もないだろう。その分こっちは何の心配もいらない。来たい時来て庭の手入れさえしてくれれば給料は払う」

「でもな‥」

「免許の費用は一般的に30万ぐらいかかる」

30万!?

「1日5万で一週間もすれば免許の費用は貯まるだろ」

「確かに‥」

貯まるっちゃー貯まるけど

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