テキストサイズ

。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「なっちゃん決まった?!」

慌てて入ってきた鮫島

「チャイナドレスとかもあるんだな‥」

チャイナドレスを手に取って合わそうとした相川

俺はブレザーのセーラー服が似合うと思う

いや!着てほしい!が正しい

「チャイナドレスには網タイツだぞ?」

あみ‥網タイツ!?

そんな決まりはないけど言ってみた

鮫島に言われ思い浮かんだ姿

それはsexyにスリットが太もも付け根ぐらいまでぱっくり割れて網タイツを履きガーターベルトをちらつかせ羽根の付いた扇子をひらひらさせてる俺の姿

むっ無理!!!


「あっあみ‥網タイツなんか履けるかよっ」

チャイナドレスを元に戻した相川

「やっぱりお前にはコレだな♪」

ブレザーのセーラー服を俺の身体に合わしてきた鮫島

「やめろよっ」

バッと合わした手をはじかれた

「じゃ‥これにするか?」

「バッバカか!?そんなの着れるかよ!セッセーラー服でいいっ」

鮫島が次に合わせようとした衣装はマハラジャか!?ってような

ゴールドのブラジャーにスケスケのレースの下にはスパンコールがジャラジャラ付いた
卑猥なインドの踊り子の衣装

こっこんなの着るぐらいならセッセーラー服の方がまだマシだっ

「鮫島お前は決まったのかよ?」

「俺?俺はレジ係するからいらねーじゃん(笑)」

はっ!?何それ?

「お前だけズリーぞ!お前が着ろよマハラジャ!!」

「俺が着たら客ドン引きすんだろバーカ(笑)」

ムッカー!

「おい!?鮫島!またバカって言う‥」

鮫島の肩に手をやると優しく優しく河辺を抱きかかえる鮫島がいた

コイツこんなに優しい表情すんだ‥知らなかった

「姉貴衣装決まったから帰るわ。当日大学に着てくれよな?」

「わかったわ♪後は任せて♪バッチリ可愛くメークしてあげる♪」

メーク?メークって?

鮫島に聞こうとしたけど聞けなかった

弟が鮫島の腕に抱きかかえられて幸せそうな顔で眠っていたから

ストーリーメニュー

TOPTOPへ