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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

「ハンバーグ‥そんなにおかしいか?」

少し恥ずかしそうな小野寺さん

「似合わねー似合わねー(笑)小野寺さんは鮭って顔してる!」

小野寺さんってあっさり口にした先輩

「鮭か?そうか?」

「そうそう(笑)ハンバーグじゃねーな(笑)」

不思議な光景だった。


「お待たせしました~♪」

それぞれの前に頼んだ物が並べられた

「いただきます」

「いただきます」

「いただきまっ旨そう♪」

スッと先輩のホットケーキの皿を引いた小野寺さん

「いただきま?『す』はどうした?」

「す♪」

それだけ言ってフォークとナイフを持った俺

「なつめ君?ふざけてるのか?」

先輩のナイフ持った手首をグルッと先輩に向けた小野寺さん

ふざけてるのはアンタだろ!?
のっ喉にさっ刺さる!

「ちゃんとするか?」

先は丸くて尖っていないナイフ
刺さらないから向けたんだ

ちゃっちゃんとするからっ怖えーって

「いっいただきます!言ったからくれよ!」

手首を離してスッと先輩の前に戻したホットケーキ

キコキコキコ♪

嬉しそうにホットケーキを切っていく先輩

「かわいいなぁ…」

一樹がかわいいと言った

「どこがだ?」

えっ?

小野寺さんを見て先輩を見た

あっ♪ほっぺたに生クリームついた‥

「先輩♪ホットケーキの生クリームついてるよ♪」

ん?

「どこだよ?モグモグ♪」

「ここだよ(笑)」

俺のほっぺたについた生クリームを指で取って舐めた日高

「なるほどな。そこがかわいいのか?」

真っ赤になった一樹の顔

「いや‥その////」

「何だ?モグモグ♪」

日高を見て背高ノッポを見てハッとした俺

「ゆっくり食べろ。」

「わっわかってるよ!」

ハンバーグを一口食べた小野寺さん

「‥‥‥」

美味しいとも何も言わない

「せっ先輩の作ってくれるハンバーグすっごく美味しいんだよっ!?」

作る?

「なつめ君ハンバーグ作れるのか?」

「当たり前だろ♪俺の作るハンバーグ日高大好きなんだよな?日高♪」

え?

「‥‥‥『‥‥‥』」

目を合わせて真っ赤になる2人

こっちまで恥ずかしくなるぐらいの熱々ぶり

「食べるぞ」

「うっうん」

「/////」

何言った!?俺っ

黙々と食べ終わった俺達は白先輩を迎えに行った

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