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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第35章 先輩‥ごめんね‥

勝手にメニュー決めた先輩

「勝手に一樹のメニュー決めるな。一樹好きなの選べ」

さっきからずっと‥ずっと

「いいよ‥小野寺さん同じので先輩何で俺はプリンパフェなの?」

一樹一樹って馴れ馴れしく言いやがって!
日高と出会ってまだ数日だろお前!

門崎や日高の周りチョロチョロしてる金魚のフンみたいなソイツらとは違うだろ!?

ガタンといきなり机叩いて立ち上がった先輩

みっ水がこぼれる‥
慌ててコップを持った俺

「一樹一樹って馴れ馴れしいんだよ!背高ノッポ!」

えっ馴れ馴れしいって?ってか背高ノッポ?!
小野寺さんを背高ノッポ!?

「‥‥一樹?何にするんだ?」

「おい!無視すんなっ」

え~っとこの状況はどうすればいいんだ‥俺‥

「一樹?どれにする?」

くそー!コイツっ

バン!また机叩いた先輩

みっ水がっ!

「無視すんなっ!」

ギロッと先輩を睨んだ小野寺さん

「俺にはちゃんとした名前がある。言うまでお前とは喋らない」

正当な答えだけど‥
橘さんは折れてそのままナンパ野郎で通ってる‥

先輩どうするんだろ?

先輩をじっと見た俺
机叩いた先輩の手が拳に変わった

くそー!むかつく!むかつく!

「‥‥‥」

「‥‥‥」

先輩の握られた拳が震える

「おのっ小野寺‥さんっクッ!日高の事一樹って呼ぶな!それに俺にもちゃんとした名前がある」


「よく出来たな座れ。だが一樹は一樹だ」

「はぁ!?」

「せっ先輩っどうしてプリンパフェなの?」

このままでは相当ヤバいと思ってどうでもいい事を聞いた俺

「えっ?あっ?プリンパフェ頼めば食べ合いっこ出来んだろ?」

食べ合いっこ?

真っ赤になる日高の顔

「バッバカ違げーよ!あ~ん♪じゃねーよバカッ」

俺の顔まで何故か真っ赤になる

そんな2人を後目にウエイトレスを呼んだ俺

同じのでいいんだな‥

「ホットケーキ2つとチョコレートパフェ1つとプリンパフェ1つとカフェオーレ2つとハンバーグセット1つ」

ハンバーグ?

「ハンバーグって(笑)どっちかっつーと鮭定食だろ(笑)」

「先輩っ!小野寺さんっ先輩は和風なイメージでカッコイイって言ってますアハハハ‥」

何で俺がフォローしなきゃいけないんだ?!

カッコイイとは一言も言ってないぞ俺?

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