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シアワセ∞経路

第10章 未来へ続く思い出


――――この声は……!


何だか嫌な気配がする。

私はお店の前に立っている女優さんのパネルの裏にそっと隠れた。



「――……頑張ってくれるよね?」



「分かってる。でもそれはなあ――――」


二人は私に気が付かないで通り過ぎて行った。
話している内容も気になったけどよく聞こえなかった。


なんで颯太があの人と一緒にいるの…?

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