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シアワセ∞経路

第5章 共力者



居場所という契約をしてから三ヶ月が経った。



季節は白い雪がぱらぱらと降ってくる冬の始め。



外で吐く息も白くなり、袖に手を隠したくなるほど外の空気は冷え込んでいた。




色んな意味が含んでる“居場所”という関係になったけれど、三ヶ月も経てば一緒にいるのにも慣れてきて。



居場所と言っても、友達のような関係だった。




何でも気楽に話せるくらいに仲良くなれてきたと思う。




ソラは自分のことを話してくれなくて、どう思っているのかは分からないけど。




『居場所になる』っと宣言したソラは、約束を守って私のそばにいてくれる。





嫌々いるのではなくて、自然に一緒にいてくれているのが何とか態度で伝わってくるのでホッとする。



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