テキストサイズ

狼くんと羊ちゃん~空回り~

第5章 ライバル登場?

~山下side~

俺は、あの日の自分の
気持ちに気づいてから、裕希さんに逆らって翔をいじめるのをやめた



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ーお前、なんでいつも来ないの?
ーすみません。俺、家の用事でこれからこれそうにないっす


バシッーーー!!!!

いってぇな
口のなかに血の味が広がる

ーもう、いいよ。お前
ーすみませんっ、


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そして、今に至る

なんで、こんな気持ちに気づいたんだろ・・・・

許してもらえるはず
ないのに。


はぁ・・・・
俺、こんなに弱かったっけ?


あいつのこと
考えると、何か調子狂う




はぁ・・・・


ん、いいや
どうせサボるんだし


屋上にでも、行くか




俺は、なんとなく浮かない気持ちと
思い足を引きずって

気分を変えようと屋上へ向かった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ