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I love sex♥

第13章 触らる手

「マシュー。後頼んだわよ。国民も騎士団も…マシューも絶対死んじゃだめよ…?マシュー…。」

私は、ひどく落ち着いた口調でマシューに命令した。

「そ、そんなっマリア様っ!まさか人質になるおつもりですかっ!?もっと他に方法が…「それじゃあ遅いのよ。ごめんなさい、マシュー。…愛してる」

ちゅっ…

「んっ…」

優しく熱い唇が触れる。

マシュー…

私はぎゅっと力強く抱きしめ、

振り向かずに港へ走った。

マシュー…

彼の綺麗な銀髪が目の片隅に見えた。

きっと近くまでついて来てくれたのね。

「アンダルー国っ!スーザン女王の代わりにこの私が身代わりとなるっ!即刻女王を離せっ!」

私は空気魔法を使って、

アンダルー国に叫んだ。

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